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心をこめて弾くということ

息子はコンクールに向けてエレクトーンの練習をしてます(^^)

大抵は、嫁がついて先生の指導の通りやっているようです。

 

 

が、なんとなく噛み合ってない。

二人とも。

確かに間違いの部分を注意するのはわかるんだけど、息子は反発。

先生の直接の指導では、そんなことない様子なのですが。

 

おしまいには息子、泣き出す。

練習にならない。

嫁も怒りだす。

 

悪循環です。

 

息子に聞いてみると、

「エレクトーン弾けないママに言われると、落ち込むし、元気がなくなる。」と。

確かに、門外漢の人に言われると、そのほんとの難しさがわからないので、腹立つことってあるんですよね。

でも、門外漢だからこそ指摘できるところもあるって大人は知ってるから、そこは上手くかわすことができるんだけど。

だから、エレクトーンの上手な先生には従うけど、ピアノしか弾けないママにはそういう気持ちもっちゃうんですね。

今は技術的なところじゃなく、どうやって感情をこめて弾くか、という段階です。

それでも息子にとっては嫌なんですね。

おそらく自分自身が一番この曲に向き合って、どこがいけないのか自分自身が一番よくわかっているからこそ、人から指摘されるのって嫌なんでしょうね。

 

で、

再び僕との会話で泣いたり、持ち直したりしながら、色々話を聞きました。

その中で、息子に大きく欠けている部分があると思ったんです。

 

「お手本」です。

 

よく音楽家は、ある先輩音楽家のようになりたくて、その人の奏法をまねたりしながら成長してく段階があると思うんです。

でも今回の曲には良い「お手本」が無い。

息子がまねしたいとおもうような音楽家がいないことなんだと思ったんです。

だから、どういうイメージで弾いたらいいのか、息子にはわからないようなんです。

だから、どう感情をこめていいのかがわからない。

これって、まるで、昨日テレビでみた、盲目のピアニスト辻井伸行氏の「展覧会の絵」の演奏で、最後の曲のイメージが湧かなくって、猛烈に悩んでいたことと同じ感じがしました。

 

そうこう話しているうちに、やはり自分はエレクトーンが好きなんだということを再確認して、練習し始めました。

 

練習を聞いていると少しづつ、自分の気持ちが演奏に出ていっている感じがし始めました。

 

良く考えてみれば、素晴らしいことですよね。

「言葉」以外に、他人に対して自分の気持ちを表現できる手段があって。

・・・息子にそう伝えたんです。

 

練習が一つ終わるごとに僕がコメント・・・っと言ってもどこが悪いかを指摘するんじゃなくて(ま、僕には技術的なところわかりませんからね)。

 

例えば、エレクトーンっていろんなことができるんですが、アコースティックな楽器と比べて、最初から表現できる音が色々あるんで、どこをどう気持ちを込めているのかがわかり難い。

ギターではビブラートを加えたり、アポヤンド奏法にしたり、シンプルですが色々奏法を変えて、気持ちを表現していきますが、エレクトーンは出来すぎた機械なんで、ある意味気持ちを奏法で表現しにくい。

プリセットした音で、決まっちゃいますから。

 

「集中できなさそうだったら、目をつぶって弾いてみな」っても言ってみました。

ギターでも慣れた曲だったら、目をつぶっても弾けますから、これだけこの曲に向き合ったんだったら息子ならいけるはず。

・・・なんとなく雰囲気が出てきました。

 

感情を込めにくいんだったら、顔を作ってみたら・・・っても(笑)

 

僕の好きなアーティストに、元憂歌団の木村充揮氏がいます。

「天使のダミ声」で有名な。

この人、歌うたうとき、すごい顔なんですね。白目むいて(笑)

それくらい、顔をつくったらって言ってみました。

 

ま、自信がついたのかどうかわかりませんが、前よりは良い感じになった・・・と僕は思います。

 

あっ、息子、ママのこと大好きだから、すぐに仲直りしてますよ(笑)

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