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巨星堕つ

5代目三遊亭圓楽師匠が亡くなられました。

「笑点」の人気者でしたね。

テレビでよく報道してたので、息子が「笑点」に興味を持って・・・観たいと。

たぶん生まれて初めて「笑点」の視聴でした。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

で、今回のタイトルの「巨星」というのは圓楽師匠(もちろん巨星ですが)ではなくて、圓楽師匠が亡くなられた次の日に亡くなられた方です。

 

昨日、家に帰ると、嫁が

「誰々さんが亡くなったという記事が新聞に載ってたよ」

と。

って「誰々って誰?」

 

新聞を見ると・・・

クロード・レヴィ=ストロース氏でした。

御歳100歳!

 

実はこの方、著名な人類学者で思想家なんですが、僕に大きな影響を与えた方なんです。

 

高校生の頃、なぜか民族音楽が好きになってしまい、故 小泉文夫先生(当時東京芸大教授)の楽しそうな民族音楽のお話をラジオやテレビで通じて聞いていました。

いつしか西洋圏でない、異文化に魅かれるようになってたんです。

 

たまたま入った大学では、「文化人類学」なる講義があり、民族音楽の流れもあって、面白そうと受講したんです・・・

が、学生は広ーい講義室に5人くらい。

なにせ、3年生の講義の設定ですし、専門ではないので、単位がこと足りている学生にとっては、別にどうでもいい講義のようだったんです。

毎回出席していたのはきっと僕だけだったんでしょうね(笑)

 

その中で、現代の文化人類学を語る上で重要な「構造分析」というのが出てきて、その祖が、かのレヴィ=ストロース先生だったんです。

 

とはいっても、最初なんのことかさっぱりわかりませんでした。

といっても今も理解しているとは到底言えませんが(笑)

 自然なもの、加工したもの・・・なにやら変な三角形が出てきたり・・・

 

まあ、朝一番の講義だったので眠かったのもあったんで、聞いてなかったとも言えます。

 

ただ、直観的に、「何か面白そう」と感じたんです。

先生が何かを言ったのでそうだったかもしれませんが。

(そう言えば、新しい数学を取り入れたというのに妙に興味がありましたね)

 

直接、論文を読むのは困難なので、周辺の本を読みました。

で、なんとなーく分かってきたところで、やっぱり面白いんじゃない?と。

 

で、これまでに何冊か関連する本を読みました(たぶん)。

 

で、何に影響を受けたのか??

 

僕的には、「視点」です。

 

よく「未開」社会と言う言葉があるんですが、これは西洋の視点から見た言葉。

でも、そういう社会でも形は違えど、われわれの視点からではなく、その社会の視点から構造を調べよ、と氏は提唱しています。

そこに、われわれの社会と共通するものがある・・・これが構造主義と言われるもの(確かそうだったと思います)です。

 

これは僕にとって強烈でした。

 

なので、それ以来、視点っていろんなのがあるんだということを考えていますね。

視点は一つじゃないと・・・

 

僕に多大なる影響を与えたレヴィ=ストロース先生、

ご冥福をお祈り申し上げます。

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